2007年5月9日水曜日

ハラ・ホリンへ行こうという詩を読みました。

Harhorumd ochiyo"  Sayahan Ulziitogtoh
「ハラ・ホリンへ行きたい」 ウルジートグトフ

果てしなく草原を恋しがって行きたい
全てのモンゴルを懐かしんで行きたい
聖主チンギスの黒きスルデに
牧民の息子として祈りを捧げに行きたい

ハラ・ホリンへ行きたい
清らかなトーラ河を見に行きたい
ハルハ河に思いを馳せて行きたい
乱戦に巻き込まれ離れ離れになった
肉親たちと会いに行きたい

ハラ・ホリンへ行きたい
自然の美しさに溶けたい
ボルハン岳の土を嗅ぎたい
聖主の御霊に祈りを捧げたい
幸福宿る御魂(みたま)を慰めたい

ハラ・ホリンへ行きたい
和やかなモンゴルへ行きたい
天気雨に浸りたい
月夜にキスされたい
素敵な美女に視線を泳がせたい

ハラ・ホリンへ行きたい
アルタイ山脈を登れば
駿馬の土煙りが観える
鞍を背負って行こうか
我が神馬に跨ろうか

ハラ・ホリンへ行きたい
全てのモンゴルの黄金の都
別れるなかれの永久の聖火
せめて一目でも留めたいと

ハラ・ホリンへ行きたい
愛の願望を抱き
ハラ・ホリンへ行きたい
心に刻まれた黒き都
絵より麗しき素敵な故郷
いつも夢によみがえってくる
真のモンゴルの民が住む世界

聖なるハラ・ホリンへ行こう

2001年1月3日
雪害に見舞われた真冬の
アルガルが燃え盛る火のそばにて