●オープニングコメント
NYDOW 12803.84 +30.80
NASDAQ 2510.50 -6.45
CME 17630 -30(大証比)
NY円 118.48 -0.45
「海運、鉄鋼、不動産、造船などが再びリードする相場に?」
昨日の日経平均は小幅上昇で始まった後、不動産、海運、鉄鋼株の強い動きにけ
ん引され、一時17700円を回復する場面をみせている。一方、ソフトバンクのほか、
東京エレクトロンといった半導体関連が冴えない値動きとなり、上値を抑える格好
となった。昨日は久しぶりに鉄鋼株、不動産株、海運株といった昨年からのリード
役であったセクターが動意付いていた。本来であれば個人投資家の参加しやすい物
色対象であるため、マーケットの地合いも明るさがみえてくる。しかし、東証2部指
数や、新興3市場の低迷をみると、これらに積極的に参加しているというより、ポジ
ション整理の流れが中心となっているようである。今しばらく需給整理の流れは続
きそうではあるが、押し目買いをどんどん増やしている状況ではないため、確実に
需給整理は進捗していると考えられる。昨日のように先駆株が引き続き強含みで推
移するようであれば投資家心理も徐々に改善されよう。
また、半導体関連の一角が冴えなかったが、外資系による格下げが伝わっていた
影響もあったようである。米国ではIBMは下げているが、インテルは10%以上の
上昇をみせており、一旦はショートカバーの動きが出てくる可能性はありそうだ。
ただ、明日に北米地域の半導体製造装置BBレシオの発表を控えているため、積極
的なオーバーナイトポジションは取れない状況である。
そのほか、1740p辺りの均衡表の雲に上値を抑えられているTOPIXがこれを
突破できれば、同時に3月の戻り高値レベルを超えることになる。そうなれば市場の
ムードは好転し、下げの続いている新興市場もリバウンド体勢に入ってくると考え
られる。決算を見極めたいとする手控えムードは強いが、TOPIXの出直り次第
では、業績懸念などを織り込む動きを強め、オーバーシュート気味に売り込まれて
いた銘柄などを見直す動きも期待される。強いものにつく、といった戦略を続け、
TOPIXの抵抗線突破を待ちたいところ。
昨日の流れが続くと想定して、商船三井、川崎汽船の上場来高値更新で海運株は
目先的には達成感が出易く、新日鉄の動きをみると本格的なリバウンドにはしばら
く時間が必要とみられる。不動産という手もあるが、同様に昨年後半からリード役
の一角となっていた造船あたりは狙い目かと思われるが。(村瀬)
●強弱材料
強気材料
・インテルが10%超える上昇
・NYダウは5日続伸で最高値更新
・米ネット競売のイーベイが時間外で上昇、見通しを好感
・米シーゲイト・テクノロジーが下落、予想下回る決算嫌気
・NY債券は続伸、10年債利回り0.03%低い
・日経平均は反発、海運、不動産、鉄鋼など先駆株堅調
・NY金先物相場は小反発
・06年のM&A融資、2.4兆円
・上海株続伸、連日で最高値更新
・LME銅が8000ドル台大台乗せ
弱気材料
・円相場は続伸、1ドル118円63-69銭
・ナスダックは続落、ヤフー決算嫌気
・IBM軟調、GSが「中立」に格下げ
・シカゴ225先物清算値は大証比30円安
・ロンドン株式、FTSE百種は続落、インフレ懸念強まる
・フランクフルト株式、DAXは反落
・新興市場低迷、個人投資家のマインド低下
・東証1部売買高、連日20億株割れ
留意事項
・NY原油先物相場は小反発
・イラクで大規模テロ
・裁定買い残高、8ヶ月ぶり水準に減少
・2月の第3次産業活動指数
・対外・対内証券売買契約
・日銀支店長会議
・3月の粗鋼生産速報
・3月と06年度の全国・東京地区百貨店売上高
・八千代銀行が東証1部上場
・アイティメディアがマザーズ上場
・パシフィックシステムがジャスダック上場
・ホリイフードサービスがジャスダック上場
・3月の米景気先行指標総合指数
・4月のフィラデルフィア連銀景気指数
・北米半導体製造装置メーカーのBBレシオ
・米新規失業保険申請件数(週間)
・1―3月期の中国実質GDP
・海外決算---アルトリア、メルク、アメックス、グーグル、メリルリンチ、
AMD、ノキアなど
[サポート&レジスタンス]
終値 17667
5日移動平均 17545
標準偏差+2σ 17813
レジスタンス(2) 17806
レジスタンス(1) 17737
ピボット 17638
サポート(1) 17568
転換線 17555
サポート(2) 17469
先行スパンB 17417
25日移動平均 17346
先行スパンA 17231
基準線 17205
100日移動平均 17169
標準偏差-2σ 17106
200日移動平均 16523